イスラム圏の年賀状
年賀状(ねんがじょう)といえば日本(にっぽん)特有(とくゆう)の物(もの)のようにも思え(おもえ)ますが、「新年(しんねん)の挨拶(あいさつ)」は世界(せかい)共通(きょうつう)の文化(ぶんか)なようです。外国(がいこく)に年賀(ねんが)の挨拶(あいさつ)を送り(おくり)たい場合(ばあい)は、やはり先方(せんぽう)の国情(こくじょう)や宗教(しゅうきょう)などへの気配り(きくばり)が必要(ひつよう)です。国(くに)によってカレンダーが違い(ちがい)、太陽暦(たいようれき)の1月(1がつ)1日(にち)が新年(しんねん)になるとも限ら(かぎら)ないです。偶像(ぐうぞう)崇拝(すうはい)が禁止(きんし)されている宗教(しゅうきょう)ではもちろん人物(じんぶつ)や動物(どうぶつ)の絵柄(えがら)を避け(さけ)なければなりません。先方(せんぽう)の事情(じじょう)がよく分から(わから)ない時(とき)は、季節(きせつ)の挨拶(あいさつ)として送り(おくり)ます。ここで世界(せかい)の中でも(なかでも)、イスラム圏(けん)の年賀状(ねんがじょう)を見(み)てみます。イスラム暦(ごよみ)の第(だい)9月(がつ)は断食(だんじき)月(づき)ラマダンです。マホメットがアラーからコーランを授かっ(さずかっ)た祝福(しゅくふく)の月(つき)で、ひと月(つき)の間(あいだ)イスラム教徒(いすらむきょうと)は日の出(ひので)から日没(にちぼつ)まで断食(だんじき)をし、節制(せっせい)した生活(せいかつ)を送り(おくり)ます。新年(しんねん)のお祝い(おいわい)ではないですが、ラマダン明け(あけ)に盛大(せいだい)な祭り(まつり)が行われ(おこなわれ)ます。「ラマダン明け(あけ)おめでとう!」という意味(いみ)の賀詞(がし)が交わさ(かわさ)れるそうです。ここで当然(とうぜん)の事(こと)ではありますが、キリスト教(きりすときょう)と対立(たいりつ)するユダヤ教(ゆだやきょう)・イスラム教(いすらむきょう)の人(ひと)にクリスマスカードを送る(おくる)事(こと)は禁物(きんもつ)とされます。イスラムではラマダン明け(あけ)の賀詞(がし)がありますが、外国語(がいこくご)の賀詞(がし)には他(ほか)にどの様(どのよう)なものがあるのでしょうか。まず英語(えいご)は「Seasons Greetings and Best Wishes.」年末(ねんまつ)年始(ねんし)のご挨拶(ごあいさつ)を申し上げ(もうしあげ)、ご多幸(ごたこう)をお祈り(おいのり)します、「Best Wishes for the Holiday Season.」よい休暇(きゅうか)をお迎え(おむかえ)ください、「Merry Christmas and Happy New Year!」素敵(すてき)なクリスマスと幸せ(しあわせ)な新年(しんねん)をお迎え(おむかえ)ください、中国語(ちゅうごくご)は「祝(いわい)新年(しんねん)快楽(かいらく)」、ロシア語(ろしあご)は「新年(しんねん)おめでとうございます」という意味(いみ)の賀詞(がし)、フランス語(ふらんすご)は「素敵(すてき)なクリスマスと幸せ(しあわせ)な新年(しんねん)をお迎え(おむかえ)ください」という意味(いみ)の賀詞(がし)、スペイン語(すぺいんご)は「幸せ(しあわせ)なクリスマスと新年(しんねん)をお迎え(おむかえ)ください」という意味(いみ)の賀詞(がし)となっています。海外(かいがい)の年賀状(ねんがじょう)は新年(しんねん)に前もって(まえもって)、よい1年(ねん)でありますように、とお祝い(おいわい)する事(こと)が多い(おおい)ようです。色々(いろいろ)な国(くに)に年賀(ねんが)の挨拶(あいさつ)がある中(なか)で日本(にっぽん)も年賀状(ねんがじょう)の文化(ぶんか)など失わ(うしなわ)ずに残って(のこって)いくと良い(よい)と思い(とおもい)ます。
年賀状
年賀状といえば日本特有の物のようにも思えますが、「新年の挨拶」は世界共通の文化なようです。
年賀状